全身麻酔
こんにちはー
今回は私の本業( ´∀` )
全身麻酔についてお話しますね☆彡
そんなこと言われても…
全身麻酔ってどうなってるワン?
簡単に言うと、お薬で寝ちゃってるんだよ。
その間に手術しちゃうんだ。
痛くないワン?
途中で起きないワン?
じゃあ、そのあたりを含めてお話ししようね!
というわけで今回は真面目に、全身麻酔についてお話ししようと思います。
全身麻酔を初めてする方は不安でたまらないと思います。
そんな方のために、簡単に解説しようと思います。
全身麻酔の三要素
全身麻酔は鎮痛・鎮静・筋弛緩
この三つの要素で成り立っています。
つまり寝ている事・痛みを感じないこと・体に力が入らないことを指しています。
それぞれ、麻酔薬(寝かせる)・鎮痛薬(痛くなくなる)・筋弛緩剤(体の筋肉が緩む)を使用していきます。
そのために点滴が必ず必要になってきます。
麻酔薬には、吸入麻酔薬と静脈麻酔薬があって、患者の状態や年齢などで使い分けます。
しかし、筋弛緩などは点滴からの投与になります。
麻酔が効いてることはわかるの?
もちろんです!
まず、呼びかけます。
反応がないことを確認します。
睫毛を触ります。
目がピクピクしないことを確認します。
ただ寝ている人の睫毛を触ってみてください。
めっちゃピクピクしますよ☆
手術中は血圧や、脳波モニター、呼気ガスの吸入麻酔濃度(吐いた息)を観察すると、麻酔が効いているかがわかります。
痛みを感じていないかな・麻酔がしっかりと維持できているかなといったことを体にといかけているのです。
なので手術中に起きないんです‼!
でも、筋肉って結構大事なのです
呼吸をするための横隔膜…
これも筋肉です。筋弛緩を使うとこれも弛緩します。
すると呼吸がしにくくなるので、お口に呼吸を助けるチューブを入れます。
チューブを入れるときに、おきているとえづいたりしてしまいます。
なのでえづかないようにしっかりきかせます
チューブを入れれば準備OKです☆
では一旦これで終了します。
次回は、手術後の麻酔の覚まし方についてお話しますね
ではまたー
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