採血
どうもオットです!
今回は看護師一年目の方のための簡単なアドバイスをしようと思います!
題名の通り採血だね!
もうすぐ12月になるけどアドバイスするのはちょっと遅すぎじゃないのかワン・・・?
そ・・・そんなことないよ!
ほら!慣れてきた今だからこそ、難しい人の採血任されるようになるし。
そろそろバックに先輩がついているなんてこともほぼないんじゃないかな・・・?
じゃあどんなものか聞いてみるワン!
と言う事で看護師一年目の皆さんにアドバイス(と言っても大したアドバイスはできないですが・・・)をしていきたいと思います!
皆さんはもう病院や部署の雰囲気にはなれましたか?きっと、怖い先輩や、鬱陶しい先輩、医者に小言なんかを言われている方もいるかもしれないですね・・・(;’∀’)
でも!それも愛の鞭!?(かもしれません・・・?)と思って頑張ってください!
そんな皆さんですが恐らく各部署でもう何度も採血を行ったこともあると思います。もちろん部署によっては採血の機会が少ないところもあります例えば手術室だったり、ICUだったり・・・。
私も手術室勤務だから、機会が少なくてとても上手とは言えない・・・
オットもすごく上手!・・・とまではいきませんが(;’∀’)
一年目の看護師にはいつもアドバイスをしていることがあります。
今回はその話をしますね(^^)/
血管
ではまずあなたはどの血管を選んで採血をしますか?
恐らくまずは左右どちらかの橈側皮静脈(肘の外側の血管)を選ぶかと思います。
ここですね(^^)
これだけ隆々としていてまっすぐならばそうそう失敗はないと思います!
ですが、血管が見えなかったり、すると次はどこを選んでいますか?
恐らくここを選ぶんじゃないかと思います。
もちろん採血していただいても全然大丈夫です(^^)
ただしここは採血時リスクがあると言う事は念頭においてくださいね!
どういうリスクか・・・
- 基本的に真下には上腕動脈がある。
- 正中神経が走っている。
リスクとしてはこの二つです。
看護師であればご存じと主思いますが、看護師の動脈穿刺は法律で禁止されています。穿刺によるリスクが静脈に比べて高いからです。(この話はいづれ・・・)
また神経に針が当たると神経損傷となり、最悪の場合指に障害が残ることがあります。(なので採血時にピリッとしないかなど確認してますね^^ )
実際これで、問題になった先輩の看護師さんもたくさんいらっしゃいます。
なのでリスクの高い部位を穿刺するときは深く差しすぎず、深追いせずに無理かなと思ったら出来るだけ早めにあきらめてください。
続いて・・・
血管が見えないとき
正直こんなに血管が見えていたら苦労しませんよね・・・。
問題は全く見えない人じゃないかと思います。
恐らく一番難しいと思います(;’∀’)
こう言う場合は見える血管よりも触れる血管を探す!
Don’t think! Feel!(考えるな!感じろ!) byブルースリー
は?と思われた方・・・すいません・・・
ですがこれはどの血管についてもですが基本的には見える血管よりも触れる血管(どんなに細くても)の方が血液の採取量は多いです。
それは触れると言う事はその血管内に膨れるくらいの血液量があるからです。
なので常に見える血管ではなく触れる血管を探す習慣をつけてみてください(^^)
私はこれで採血やルートキープの成功率をぐっと上げました。
血管が逃げるとき
「あ!いい血管がある!ここに刺そう!あれ血管に刺さらない!血管が逃げちゃう!」
こういう経験もあるかなと思います(;´・ω・)
特にご高齢で、筋肉が少なくなっている方に多いかなと思います。
こう言う血管は動きそうですね・・・(;´・ω・)
こういう場合は血管を固定してください。
どういう事・・・?
例えばこの血管から採血をしようとして、動きそうだなと思うときは・・・
固定をしている手の親指を穿刺部の末梢側に置き矢印の方向に引っ張るように固定してみてください。これで大体は動かなくなりますが、それでも難しい場合は・・・
固定している手を腕の裏側から鷲掴みするようにして矢印の方向に引っ張ってみてください。(説明下手ですいません・・・)
これをすればほぼほぼ動きませんが逆血確認後、固定している手を腕から離して内筒をひかないといけないため、かなり刺入部が不安定になるので正直おすすめはできません(;’∀’)
もし行う際は翼状針を使うなどして、しっかり穿刺後の固定ができる環境を作ってから行いましょう!
と言う事で今回は採血についてお話ししました!
採血って患者さんからのプレッシャーもあり苦手意識のある人も多いと思いますが、看護師である以上避けられない手技です!
皆さんの身を守るためにもしっかりと知識・技術を身に着けてくださいね(^^)/
それではこれで!